@article{oai:kyutech.repo.nii.ac.jp:00001505, author = {Hirose, Hideo and 廣瀬, 英雄 and 鶴, 康太郎}, issue = {2}, journal = {日本信頼性学会誌}, month = {Mar}, note = {電力ケーブルなどの電力機器の,経年に対する絶縁破壊ストレスの劣化モデルとしては,これまで混合ワイブルべき乗則が用いられてきた.これは,サンプル採取した埋設中の電力ケーブルに上昇法試験を行って破壊ストレスを求め,経年と破壊ストレスの関係をべき乗則で表し,劣化速度の大きさに応じたべき乗則を混合したものである.しかし,サンプル採取時には経年の他にも多くの物理的な特性値が計測されていたにもかかわらず,そこでは劣化モデルにそれらの特性値を取り込むことは出来ていなかった.また,パラメータ推定は極めて困難であった.ここでは,計測されたさまざまな特性値を説明変数として積極的に利用し,その中から主たる劣化要因を決定木によって分類することを試みる.その結果を用いた上で,ワイブルべき乗則により余寿命推定を行う.劣化の程度が大きい場合とそうでない場合に2分類する要因を決定木により求めた結果,劣化を決定する大きな要因は最大水トリー長であることが分かり,これは専門家が経験的に指摘する要因と同様であった.また,それを分けるしきい値として最大水トリー長=395μmが求められた.更に,劣化進展度合いの大きいデータを対象にした余寿命の推定値とその信頼度を求める方法を示した.提案する方法でのパラメータ推定は混合ワイブルべき乗則に比べて計算が容易であるという特徴を持つ.}, pages = {195--203}, title = {決定木とワイブルべき乗則とを組み合わせた電力ケーブルの劣化要因分析とその余寿命推定}, volume = {30}, year = {2008}, yomi = {ヒロセ, ヒデオ} }