@techreport{oai:kyutech.repo.nii.ac.jp:00000181, author = {Nishino, Kazunori and 西野, 和典}, month = {May}, note = {1章 はじめに||2章 リカレント教育用基盤の構築||3章 e-Learning教材の作成と利用||4章 授業評価システムの開発||5章 授業適応型アンケートシステムの開発と実践||6章 おわりに, <はしがき>情報社会が高度に発展を遂げ,今後さらに加速するであろう未来の情報社会を展望すると,情報教育は,今後の教育改革において最も推進されるべき教育課題の一つであろう。高等学校教科「情報」(以下,「情報」と記す)は,2003年度から授業が開始されてすでに4年を経過している。しかし,2006年秋,「情報」の未履修問題が発覚するなど,一方で,情報教員が苦悩する教育の現状が窺える。教育システム情報学会情報教育特別委員会が2007年1月に実施した全国2000高校を対象にした調査によると,「情報」担当教員の約9割は教科「情報」に関する研修を受ける必要があると感じているが,充分な研修を受けることができない状況であることが報告されている。このような状況を踏まえると,本研究で行った「情報」担当教員のリカレント教育用e-Learning教材の開発と指導力向上のための授業評価システムの開発は,時代と教員のニーズに応える重要な研究課題である。本研究は,大きく2つに分類される。1つは,「情報」担当教員用が利用するe-Learningの開発であり,もう1つは,「情報」担当教員の授業改善のための授業評価システムの開発である。前者は,「情報」担当教員が,継続して専門的な知識を身につけ,「情報」の実践的な授業スキルを身につけることができるように,自宅や職場で学ぶことができるようなリカレント教育用のe-Learning教材を開発して実用化のための検討を行った。本報告書の2章と3章でその研究成果を報告している。後者は,「情報」担当教員が授業を行い,同僚やベテランの「情報」教員,さらに学習者に,同期あるいは非同期の環境で授業評価を受け,授業改善を図るためのシステムの開発である。本報告書の4章と5章でその研究成果を報告している。本研究報告書の具体的な章の構成を以下に示す1章では,本研究の背景と目的,およびこれまでの研究との関連や経緯を述べた。2章では,本研究で開発するリカレント教育用e-Learningの学習管理システムとして用いるMoodleについて,その概要,利用法,構造,および機能の利用例について解説した。3章では,本研究の主題である「情報」教員用のe-ラーニング教材の作成と,リカレント教育の事例について述べる。4章では,「情報」教員が授業のスキルアップを果たすための授業評価システムの開発とその利用について述べる。5章では,「情報」教員が授業のスキルアップを果たすための授業適応型アンケートシステムの開発とその利用について述べる。6章では,本研究の成果をまとめ,今後の研究課題について触れる。, 平成17年度~平成18年度科学研究費補助金(基盤研究(C))研究成果報告書}, title = {高等学校教科「情報」教員のためのリカレント教育用e-Learning 教材の開発}, year = {2007}, yomi = {ニシノ, カズノリ} }