@article{oai:kyutech.repo.nii.ac.jp:02000319, author = {Kato, Reiko and 加藤, 鈴子}, issue = {1}, journal = {九州地区国立大学教育系・文系研究論文集, The Joint Journal of the National Universities in Kyushu. Education and Humanities}, month = {Dec}, note = {本稿では九州工業大学で提供される3タイプの国際教育機会(海外派遣プログラム、学内国際共修プログラム、学内国際交流施設)に関する自由記述アンケートへの回答をポジショニング理論の視点から分析する。グローバルエンジニア養成教育という大学の方針のもと、カリキュラムの国際化が様々な形態で具現化されているが、それらを活用する学生数はそれほど多くない。学生の行動を、個人あるいは個別プログラムの「問題」ではなく、社会的に意味のある行為として捉えることで、国際教育が展開されるローカルな地域の理解を深めることが本稿の目的である。分析を通して対話相手(分析者)との関係性におけるポジション表明として「意欲なし」「不安」「優先度」などのレトリックが使われていることが分かり、回答者のアイデンティティ交渉を理解する手掛かりとなった。さらに彼らが理解するローカルな社会規範から隠れたカリキュラムの一端が明らかになった。, 本論文は「九州地区国立大学教育系・文系研究論文集」Vol.10,No.1に査読を経て受理された。}, title = {工業系大学におけるカリキュラムの国際化とポジショニング ―「グローバル」と「エンジニア」の狭間で―}, volume = {10}, year = {2023} }