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  1. 学位論文
  2. 学位論文

紫外線照射によるポリ乳酸の光分解の精密解析

https://doi.org/10.18997/00004253
https://doi.org/10.18997/00004253
56375bc3-a40a-4c89-bebf-b1af0c3ed5b2
名前 / ファイル ライセンス アクション
sei_k_146.pdf sei_k_146.pdf (916.1 kB)
アイテムタイプ 学位論文 = Thesis or Dissertation(1)
公開日 2015-08-27
資源タイプ
資源タイプ識別子 http://purl.org/coar/resource_type/c_db06
資源タイプ doctoral thesis
タイトル
タイトル 紫外線照射によるポリ乳酸の光分解の精密解析
言語 ja
タイトル
タイトル Analysis of Photolysis Behavior of Poly(L-lactic acid) under Ultraviolet Irradiation
言語 en
言語
言語 jpn
著者 安田, 信彦

× 安田, 信彦

ja 安田, 信彦

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抄録
内容記述タイプ Abstract
内容記述 本研究では、ポリ乳酸(PLLA)の光劣化について精密解析評価を行った。背景として、近年、再生可能資源から合成される生分解性と解重合性を兼ね備えたポリマーとして、PLLAは循環型社会の構築に重要な役割を果たし得る材料としてPLLA(PLLA)が考えられている。問題点として、PLLAは屋外で用いる際、太陽光により紫外線劣化を起こす事が知られており、これがPLLAの循環利用に及ぼす影響は未知であり、評価を行う必要がある。そこで、本研究では、光劣化の分解挙動を明らかにする事と、ケミカルリサイクルへの影響を評価する事を目的とした。本研究の論文は第1章から第11章までで構成される。第1章では緒言として、生分解性のPLLAについての背景を示した。第2章では、PLLAの光分解に関する既往の研究をまとめ、分解メカニズムがNorrishⅡ型である事、そして、ラセミ化の評価が行われていない事を示し、本研究で明らかにすべき点を示した。第3章では本研究で行うPLLAフィルムサンプルの調製方法とUV-Cを光源とした光照射試験の方法について紹介をした。第4章では光分解挙動について、外観、重量、分子量、及び光学純度の変化を評価した。これらの結果から、ラセミ化する事が新たに判明した。また、初期の光分解はランダム分に進行し、分子切断末端の生成が関与している可能性が示された。第5章では、初期光劣化の分解メカニズムの解析結果を示した。ここで起こるランダム分解反応の詳細を動力学的解析により明らかにし、結果では、PLLAの初期光劣化は単純ランダム分解で進行している事を示した。第6章では第4章で明らかとなったラセミ化について、発生位置の調査を行った。この結果、UV-C照射サンプルでは分子末端でのラセミ化が確認された。第7章では、分解反応機構を明らかにするため、分解生成物を明らかにした。結果、PLLAの光劣化から、乳酸、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、ギ酸エチルの生成が特定された。また、NorrishⅡ型で生成が予測されるアクリル酸の生成が確認されなかったが、NorrishⅠ型の分解反応メカニズムを示す、ギ酸やギ酸エチルが確認された。第8章は、ポリ乳の光分解反応機構の推測結果を示した。ここでは、第7章の結果より、NorrishⅠ型をメインとする分解を示し、切断後に分子鎖の量末端でラセミ化が起こる機構を示した。第9章では、UV-A、UV-Bを光源とした場合の劣化について評価を行った。結果、UV-Aでは試験期間内での光劣化を確認されなかったが、UV-Bでは光劣化が確認され、ラセミ化の発生と、NorrishⅠ型分解の可能性が示された。PLLAの屋外劣化は、太陽光に含まれるUV-Bの作用が大きく影響している。このため、UV-Bと同様の分解メカニズムを持つUV-Cの分解反応機構は屋外劣化に対しての加速試験として評価が可能であることが示された。第10章では光劣化PLLAのケミカルリサイクルへの影響を評価した。評価は、熱によるPLLAのケミカルリサイクルの方法と同様に行った。この結果、光劣化によるラセミ化成分としてD,D-Lactideよりmeso-Lactideが優先的に得られる事を示した。この事より、分離除去が容易なmeso-Lactideが優先的に生成されるのであれば、光劣化PLLAはケミカルリサイクル問題の無い範囲であると示した。第11章では結言として結果をまとめた。これまでの結果から、PLLAは、光分解反応に伴い確実にラセミ化を引き起こすという新たなメカニズムが確認され、屋外劣化の加速試験としてUV-Cが有用である事が示された。また、光劣化でのラセミ化がPLLAの資源循環では問題の無い範囲である事が示唆された。
目次
内容記述タイプ TableOfContents
内容記述 第1章 緒言||第2章 ポリ乳酸の光分解に関する従来の研究||第3章 光照射実験||第4章 光分解挙動||第5章 初期ランダム分解反応の機構||第6章 ラセミ化位置の特定||第7章 分解生成物の分析||第8章 反応機構の推定||第9章 UV-A、UV-B照射によるPLLAの劣化確認||第10章 光劣化PLLAのケミカルリサイクルへの影響||第11章 結言
備考
内容記述タイプ Other
内容記述 九州工業大学博士学位論文 学位記番号:生工博甲第146号 学位授与年月日:平成22年9月31日
キーワード
主題Scheme Other
主題 ポリL-乳酸
キーワード
主題Scheme Other
主題 光劣化
キーワード
主題Scheme Other
主題 分解挙動
キーワード
主題Scheme Other
主題 UV-C
キーワード
主題Scheme Other
主題 光学純度
キーワード
主題Scheme Other
主題 tacticity
アドバイザー
白井, 義人
学位授与番号
学位授与番号 甲第146号
学位名
学位名 博士(工学)
学位授与年月日
学位授与年月日 2010-09-30
学位授与機関
学位授与機関識別子Scheme kakenhi
学位授与機関識別子 17104
学位授与機関名 九州工業大学
学位授与年度
内容記述タイプ Other
内容記述 平成22年度
出版タイプ
出版タイプ VoR
出版タイプResource http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85
アクセス権
アクセス権 open access
アクセス権URI http://purl.org/coar/access_right/c_abf2
ID登録
ID登録 10.18997/00004253
ID登録タイプ JaLC
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Ver.1 2023-05-15 12:43:40.897000
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