@article{oai:kyutech.repo.nii.ac.jp:00007027, author = {Sato, Shinobu and 佐藤, しのぶ and 原口, 和也 and Haraguchi, Kazuya and 早川, 真奈 and Hayakawa, Mana and 冨永, 和宏 and Tominaga, Kazuhiro and Takenaka, Shigeori and 竹中, 繁織}, issue = {6}, journal = {分析化学, BUNSEKI KAGAKU}, month = {Jun}, note = {テロメラーゼの触媒活性因子であるhuman telomerase reverse transcriptase(hTERT)遺伝子のプロモータ領域のメチル化パターンががんの進行と深くかかわっていることが報告されている.したがってこのプロモータ領域のメチル化パターンが検出できれば,がんの早期発見の手法として発展できると期待される.著者らは,hTERT遺伝子のプロモータ領域中の五つのCpGサイトを含む24塩基をターゲットとし,10種類のプローブDNAを有するマルチ電極チップを作製した.このチップを用いた電気化学的ハイブリダイゼーションアッセイ(Electrochemical hybridization assay, EHA)によってhTERT遺伝子のメチル化パターンによる口腔がん診断を試みた.ここでは,病院での簡易診断を目指して口腔がん,白板症,健常者から得られた口腔ぬぐい液を用いて,ゲノムを採取し,亜硫酸処理したのち,メチル化特異的ポリメラーゼ連鎖反応(Methylation-specific polymerase chain reaction, MSP)を行った.得られたMSP産物をEHAにより評価したところ,サンプルのメチル化頻度とがんの進行度に相関が示された.白板症,健常者を含むすべてのサンプルからメチル化頻度の高いDNAプローブに対する電気シグナルのReceiver Operating Characteristic(ROC)曲線を用いて口腔がんの正診断率を算出したところ,91% であった.}, pages = {437--443}, title = {口腔がんのスクリーニングに関連するhTERT遺伝子のメチル化検出のための電気化学的ハイブリダイゼーションアッセイ}, volume = {66}, year = {2017}, yomi = {サトウ, シノブ and タケナカ, シゲオリ} }